彼女の二面性（続･アマガミMTG）

前回アマガミMTGなるものを書いたんですが絢辻さんの色に対して説明不足だったのでどうして白黒にしたかということを解説＋もう一度考察してみようと思います。
まず公式サイトでの彼女の紹介文に「天下無敵の仮面優等生」とあります。
この仮面という言葉に注目していただきたい。
なぜ彼女は仮面をかぶっているのか。
それには彼女の家庭環境が関係してます。
彼女は家族が大嫌いでした。
誰も彼女のことを理解してくれなかったからです。
家庭に居場所をなくした彼女は社会に居場所を見出そうとします。
そのために優等生を演じ、敵をつくらないように生きてきたのでした。
彼女はそんな自分のことを『自分がない』といっていました。この時点での彼女はcolorlessです。
自分という存在がない。自我の危機/Identity Crisis。
理解されたい、自分の居場所を見つけたい、そういう思いから仮面をかぶったのだが、皮肉なことにそのせいで人から理解されない。
悲しい生き方です。しかし、転機が訪れます。
主人公に仮面を暴かれてしまうのです。
そして仮面をかぶり二面性をもった彼女そのものを認められたとき初めて彼女は救われたんだとおもいます。
colorlessから白黒になったといえる瞬間でしょう。
さて、白黒という色ですが仮面という二面性からまず敵対色が決まります。
相反するから仮面をかぶるわけですから。
完璧な優等生を演じ、誰からも好かれ敵をつくらない＝白
自分の居場所を得るために必要となればどんなものでも利用する＝黒
で問題ないでしょう。
さらに
仮面をかぶり続ける生き方＝器用なように見えて不器用＝黒
風でめくれた白いパンツ＝白
ともみれます。
こんなとこでしょうかね……
それと、僕は変態じゃありません、絢辻さんへの愛がやばすぎて思わず2時間ぐらいかけてこれを書きましたが決して変態じゃありません。